phpMyAdminのインストールメモ
phpMyAdminとはWebサーバ上からMySQLを管理するためのツールであり、文字通りPHPで動いている。というわけでPHPを使用できるWebサーバ上というのが使用条件となる。
自前でDBサーバを立ち上げている人にとってはもっと便利なツールが探せばあると思うが、レンタルサーバでPHP+MySQL環境で使っている場合は限られた方法でしかMySQLを触ることができない。例えば別な場所にクライアントソフトを入れてDBを覗くとかいじるとかはできない場合が多い(そのレンタルサーバ会社がMySQL用のポートを外部に開けてくれれば可能だろうけど、そうなっていない場合がほとんどだろう)。そういう場合はWeb経由でメンテナンスすることになるので、このツールは入れておいた方がよい。
phpMyAdminインストールメモ
- ダウンロードページからphpMyAdminをダウンロードする。英語版とAll Language 版があるが後者の方がいいだろう。*1
なお、phpMyAdmin 3 シリーズはPHP5+MySQL5 じゃないと対応していないとのこと。phpMyAdmin 2シリーズは PHP4 + MySQL 3以上に対応しているので、使用環境が PHP5 や MySQL5 じゃない人はバージョン2の方をダウンロードしよう。
- ダウンロードしたファイルを解凍する
- 解凍して得られるファイルをWebサーバ上にUPLOAD
インストールドキュメントには"config.inc.php"というファイルに設定情報を書き込むみたいなことが英語で書かれているので、理解できるなら自力で作る。そうじゃなかったら下記の手順でGUIで編集する。
- セットアップフォルダの下に"config"というフォルダを作成し書き込み権限を与える
mkdir config # create directory for saving chmod o+rw config # give it world writable permissions
- Web上の上記でアップしたフォルダ配下の"scripts/setup.php"にアクセスする。
https://www.hogehoge.com/uploadedfolder/scripts/setup.php みたいな感じで。
- GUIツールを使って設定する(終わったら"SAVE"と書かれたボタンを押す)
- 上記で作成したフォルダ(config)配下にconfig.inc.phpというファイルができているはずなので、それをインストールフォルダ(モジュールをアップしたフォルダ)の配下にコピーする。このままでも使えるはずだが、怖いので書き込み権限を外しておく(UNIXの場合)。と思ったらotherに対する書き込み権限を与えたままだと使用できない仕組みになっていたので、ファイルオーナー以外の書き込み権限を剥奪しておくのを忘れずに。
- モジュールをアップロードしたフォルダに Webブラウザでアクセスする。これで使えるはず。私はユーザ・パスワードなどの設定が違っているらしくまだ使えてないけど(^^;
*1:なお、ダウンロードページのリンクが切れていたらphpMyAdmin公式ページから探せば見つかるはず。